パネルディスカッション 年維持の建設DXへの本気度とやらを見せてもらおうか!

パネルディスカッションの記録

ID:20221102-759137-05

年維持の建設DXへの本気度とやらを見せてもらおうか!


コーティネイター:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 第2工務課 第2工務係員 佐野 涼花(さの すずか)
パネラー:株式会社出口組 工事部 工事係長 小笠原 裕輔 (おがさわら ゆうすけ)
     株式会社玉川組 工事部 維持課 係長 舟見 群章 (ふなみ ともあき)
     株式会社フクタ 執行役員 工事部長 醜茶 敏美 (しこちゃ としみ)
     HG企画代表 樋口 忠(ひぐち ただし 元永井工業株式会社所属)
     株式会社日興テクノ 川本 勤(かわもと すすむ)
     株式会社手塚組 常務取締役 北上 鉄人(きたがみ てつと)

アドヴァイザー(立会人):室蘭開発建設部 道路整備保全官 中山 光広(なかやま みつひろ)


【佐藤】本講習は、個々の講話を含め”年維持の建設DXへの本気度とやらを見せてもらおうか!というテーマの元、パネルディスカッションに取り込んだ形式、つまり、小笠原さんと舟見さんの講話もパネルディスカッションでの発言と兼ねる解釈で進行します。そのため、ここからの進行はコーディネイターの佐野さんにお任せいたします。忘れていました、自己紹介をいたします。(自己紹介省略)
それでは、ここからはコーディネートを佐野さんにお願いしたいと思います。
[経過時間 06:00]
【佐野】コーディネイターを務めさせていただきます佐野と申します。
建設DXの先導事務所である苫小牧道路事務所では、六つの項目について活用の促進を進めて参りました。
 それらの内容、ノウハウについて北海道開発局の技術研究発表会に応募します。
同僚の島田が「シムホニープラスによるBIM/CIM」を題材に論文作成します。わたくし佐野は、「GIS」を題材に論文作成します。その後二人とも、プレゼン用のパワポを作成し、翌年2月には発表する予定でおります。
 本日の講習やこのパネルディスカッションは、私の技研論文の作成にあたり、無くてはならない重要なものです。有意義な議論にまとめ上げてゆきたいと思いますのでご協力お願いいたします。
技研論文の論文名とプレゼンパワポの表紙のみ決定しております。
論文名は、「道路維持管理の建設DXへ活かす改築事業の知見 女性視点から考えた映えるクラウド型GISサービスの志向」です。
 この8/31に私が講話いたしました「女性視点の映える土木写真」のデザインを踏襲するつもりです。ごらんになっていない方が多いので参考に今プレゼンいたします。

【佐野】(自己紹介省略、▼講話内容は以下のボタンより)

【佐野】それでは、出口組の小笠原さんから「年維持に活かす改築事業でのDXの知見」について、講話いただきます。

【小笠原】(自己紹介省略)▼講話内容は以下のボタンより)

以上になりますが、我々は年維持でI-Con奨励賞を本気で目指してまいります。

[経過時間 25:30]
【佐野】ありがとうございます。それではこれからフリートークをはじめます。
【佐野】マイマップ含むGISの作成手法について、技術的進展はありましたでしょうか?株式会社フクタの醜茶さん、お願いいたします。
【醜茶】(自己紹介省略)
先ほどの話で前回講習後、当社の管理している路線もすべて作ってみました。ただ、CAD図が1/3くらい不足しているという問題がわかりました。
不足している分については発注者に要確認となりますが、今後は埋設を優先的に表示したいと考えております。情報ボックスはこちらの緑の線となります。
これは当社の管理の光ケーブルの図面ですが、まだNTTもこのような形のペーパーで管理しております。まずはこれをCADに落としてみようと考えております。
また、上下水道もこのようなペーパーで頂いているので、この辺も反映してみようかと考えております。このように、いろんなCAD図がありますが、工事完成平面図を優先的に配置しております。
【佐藤】うちの路線も情報ボックスの敷設図しかないですよ、それに輪切りの台帳図が添付されていて、その下に縦断と平面が描かれている変な図面しかないのですよ。
【醜茶】うちも台帳図を手書きしたPDFしかない状態です。マイクロみたいな図ですね。国道になると大体帯広道路事務所はそろうとおもうのですよね・・。
【舟見】36号線は無いです・・・。
【醜茶】こちらは38号が不足しております。
【佐藤】ええ・・逆に無いのですね。なるほど、情報量も多すぎますものね・・。
【中山】CAD図が無いものはどうするのですか?発注者に探してくれと依頼ですか?
【醜茶】完成平面図を作成している業者があり、まだ声をかけていないのですが、そこが結構持っていると思うのですね。現状はそんな感じで進めていきたいと思います。

[経過時間 32:30]
【佐野】ありがとうございます。次にHGお願いいたします。
【HG樋口】(自己紹介省略)
会社を辞めてからですが、マイマップを70枚位作りました。
それで、座標があるやつ、無いやつがいろいろあるのですが、座標があるやつは一発で位置決めができるのですけれどね、座標が無いやつについては、日本測地系と世界測地系があるのですが、昔の図面は日本測地系で座標が書いてあって、それをいちいち変換しなきゃいけない。最近の図面は世界測地系に統一されてGoogle Earthにそのまま描画可能です。
なぜかは知らないけれど、座標が無い図面というのは一杯ありました。なぜ座標が無いのに現場ができたのか不思議なのだけれども、沢山あります。
それをGoogle Earthに描画するときに、昔皆で作った測点、KPを利用して図面に座標を入れるのですが、結構その測点はずれているのですよ。それを入れてGoogle Earth上で定規ツールを活用しつつ修正していきます。ところがGoogle Earthには歪みがあるようで、そこはある程度妥協して併せている所があります。

【北上】ちなみに、時間的なものっていうのは台帳図のページのデータ量次第でしょうが、大体1枚あたり200~300mかな?それくらいとした時どのくらいなのでしょうか? 
【樋口】出口組さんの奴は600mが標準で、帯広は1kmずつ位でしたが、それを作業していくと1H位かかります。ただ、帯広広尾自動車道はデータが多すぎて、外側線とか中央線がすべて入ってしまっていて、全部入れてしまうとマイマップの2000パーツ、5MB、10レイヤーの上限をオーバーしてしまいます。出口組さんの奴はデータ量が少なくて、レイヤー3つ以内に収まります。帯広自動車道に比較して他の箇所はそこまで入っていないから結構軽く作れてしまう。あと、山間部と市街地でも違ってきます。
山間部は等高線が入るおかげでデータが煩雑になりがちです。一方市街地は案外道路が平坦で法面線や等高線が無いので市街地でしたら30分で済みます。
【北上】意外と素人が考えると郊外のほうが簡単なイメージがありましたが、やっぱり等高線がネックですね。
【樋口】等高線の処理が大変で、あんまり細かいと消してしまうのですが、少ない等高線を消してしまうと今度は山かどうかわからなくなる。また、場合によって等高線を一つに結合していかなきゃいけないことがあるので、その手間がかかります。
一概には言えないですけどね、市街地でも区画の線が多かったら時間がかかりますし・・。例えば升があったとして、4角の点を一本の線に結合してデータ量を減らす必要があったりするので・・。まぁ、大体簡単な図面だと30分くらい、大きな図面でも1時間くらいですかね。
【醜茶】結合っていうのはグループ化の事ですか?
【樋口】いえ、オブジェクト数を減らす必要があるので結合です。
【樋口】後は・・レイヤーの規格がちゃんとしていない場合、例えば文字と線が混ざっているような場合は文字だけ消していかなきゃいけなくて大変。そこがきちんとしていると一括で消せて簡単なのでそれだけ早くなります。
後の注意点として図面は結合していない方が良いです。レイヤー数の制限に引っかからなくなり、かえって作業効率が上がると思います。私からは以上です。

[経過時間 46:40]
【佐野】ありがとうございました。次に川本さんお願いいたします。
【日興テクノ 川本】(自己紹介省略)
私からはGISに関してのお話となります。三次元の点群データを使用して何かできないかと調べてフリーソフトのQGISを使用していろいろ触ってみました。
静岡県の点群データがフリーで入手できたので、このようにQGISに落としてみました。現在バージョンが3.28まで出ているのですが、3.20から点群データの表示がすごく楽になりました。今まではプラグインをインストールする必要があったのですが、標準で点群データを取り扱えるようになりました。
【中山】以前千歳道路でQGIS講習会をやった時はこんな事できませんでしたよね?
【川本】できませんでした。で、この3Dマップビューという機能を使うと、国土地理院のデータを下図として、落とした点群データをグリグリ動かすことができて面白いなぁと思いました。今見ていただいているものは点群データなので、隙間がある状態ですが、QGISの設定の方で点群データのプロバティからサーフェース、レンタリングを適応した後に再表示すると、点と点をつなげてくれる機能もあり、結構面白いと思っております。所々これはなんだろうというつなぎ方をしている所はありますが(笑)
【中山】
【川本】QGISはフリーソフトなので、フリーでもここまでできるようになったのかと感心しております。ちょっとまだ伝わっていない部分は多いのですけれども、これはQGISのとある識者のサイトですが、データをサーバから引っ張ってきて表示するといった機能も備わっているようで、データをいちいちダウンロードしないで直接データを参照できるという機能もあります。データ容量が重たいので、実用性は何とも言えませんが。
また、ラインに沿ってラベルを表示できる機能もあります。あとは、このラスターデータの所にポリラインを引くと、その断面をとることができます。ちょっとした機能ですが、先ほど風車の絵があったと思いますが、QGIS上で動く写真を挿入することができます。
これは札幌の豊平川ですが、このように点群データ上にラインを引くと断面が取れます。
点群の為、表面上のデータしか取れませんが、例えば川だったら表面長を得ることができて地盤の形がわかるデータがほかにあるならば、測量のようなことが可能になるのかなと思います。今回は河のデータを利用して紹介させて頂きましたが、これを道路に活用できないかを検討しながら触っていきたいと考えています。
QGISはビューワーというイメージを持っている人がいると思いますが、QGISにデータを載せて、データから計算して別のデータを作成することができます。
これもまた河ですが、メッシュあたりに何人住んでいるかのデータとなりますが、ここに浸水範囲を重ねると、QGISが浸水範囲とメッシュが被っている箇所のデータを自動で作成してくれて、影響範囲の人数を計算することが可能です。
このように、フリーソフトのQGISでも手軽に点群データを様々な形で活用できるのではと考え、説明させて頂きました。私からは以上です。

[経過時間 59:00]
【佐野】川本さんありがとうございました。マイマップをどうやったらみんなに使ってもらえるかについて意見をいただきたいと思います。私の技研論文のなかで最も重要なポイントとなります。
私は、この(フリップ)のように事務所の運転手さんにレクをして使ってもらえるよう、局の坂場事業振興部長や篠宮室蘭開発建設部部長が現場視察した際に案内ツールとして使用しています。いまは、篠宮部長の要望で出口組が全道の部局ごと事務所ごとキロポスト作成まで拡大しました。これについて何かご意見ありますでしょうか?

【醜茶】私なりにいろいろ考えましたが、災害時に何か活用できないかなと。
近年帯広道路事務所内でも、近隣の業者に応援を依頼することが当たり前になってきまして、どうしても冬の除雪となると、知らない路線を除雪するのはかなりリスクがあります。例えばUターン箇所がわからない等。そういうときに管理路線のマイマップデータに事前に入れておいていただいて、なんらかの形で頂いて活用できないかなと考えました。
福島とか、多く災害が発生した時の話ですが、不安で現地にいくのですが、あまりに忙しそうでいろいろ聞くこともできない。相手方も説明するのが面倒くさいいという空気がありました。災害の時はお互いにそういう物を抱えていることが多いと思いますが、何か一つあれば、電話の中でもそれを見ながら活用できるのではないかなと思いました。

【北上】どこに何があるかわからないのは本当に恐ろしいですよね。ただ、発注者は とにかくいけとしか言わないですよね(笑)
【醜茶】そうですね、とにかく行け!なんですが、土地勘がなければなかなか厳しい・・。
こういった話は佐藤さんにも色々お話頂けそうですよね。
【佐藤】全然出番無いかと思って油断しておりました(笑)
今聞いて本当にその通りだなと思いました。僕らも越境したときにわからないのは、ここはゆっくり走ったほうがいいよといった注意事項が出ていたらいいなと思いました。前に一度越境して除雪車が言って、何かが飛んで何かが割れたなんて事もあり、折角応援に行ったのに嫌な思いをする話もあるので、今聞いて本当に使えるなと思いました。
実際に私たちも安パトの集合場所を、今までは地図を送ったり、プリントを送ったりとやり取りしていたのですが、それがQRコードやマイマップになる等変化していっておりますが、みなが順応していってくれれば幹事をやっている方はすごく楽で、パトロールの時の佐野さんがそうだったと思いますが、地図上に出てくれればわかりやすいなと思います。

【醜茶】運転手さんとの電話でも、画面を見ながら説明したら大分状況が伝わりやすいなと思います。

【佐藤】あとはデジタルが苦手な先輩達をマイマップに引き込もうとしております。
やはり見てわかるので、他の物よりも本当に食いつきが良い。点群の話なんかは出て行ってしまうのですが、マイマップの話は「ああ、成程なぁ」と言ってもらえる。

【佐藤】色々な事に活用できるなと思っております。ここからはウチの現場代理人や作業員の方から活用方法の提案があれば尚良いのですが。

【舟見】実際ウチは使っておりますが、結構出てきます。最近は現場で従事している作業員さんが何の資格を持っているかわからないと、なのでそこに活用しています。

【醜茶】うちもメインサーバーに板割表だとかを更新していますが、作業員さんはずっと見ています。結構浸透してきましたね。

【舟見】ウチではキロポストのマイマップなのですが、後ほど講義で説明しますが、今1万3千~4千回近く再生されていて、共有しているのが15名ほどなのですが、それで割っても1日最低10回ほど見ているといった感じですね。

【佐野】後ほど詳しく説明頂きたいと思いますので、この話はいったん保留といたします。

[経過時間 1:07:00]
【佐野】マイマップ含むGISを活用したCSRについて議論して参りたいと思います。出口組さんのこの見学についてはどの程度の準備期間と金額を含めた手間がかかっていますか?また、昨年度の稲荷改良での苫小牧工業高校の見学会のARはどの程度の金額がかかりましたか?

【出口組 佐藤】 私のほうからお話いたしますと、まず昨年の話でいえばARの関係、わたくしどももやったことが無くて、どこの現場が良いかを選びながらやっていきましたが、費用としては作って貰うという話から50万規模の話になりました。
アプリケーションの云々とか諸事情がありましたが、3Dデータを渡して、何かするのに30万、20万という形で・・・結局総額的には結構いい価格になりました。
延長だったり構造物だったり、あとはどこまでの詳細度で作るかによってガラッと変わりますので、一概にいくらとは言えませんが、今回は詳細度を高めに作ったのでなかなか高い金額となりました。例えば詳細度200程度で作ればもっと安くすんだかとは思いますが、乗りかかった船なので、擁壁なんかも詳細に書かれていたらいいじゃないかいいじゃないかと言っているうちに、お金がどんどん上がっていったのですけれども・・。
その分ARが良かったかといわれるとなかなか難しいところで、出来ちゃったら、被せてもタダの絵ですよね。できる前まではいいのですけれども・・。完成後には何にも使えない。だからそれだけお金を使って良かったのかといわれると微妙かなと。ただ、ピンポイントの見学会、高校生や意識の高い子供たちに見せる時は反応が良かった。ただそれだけでしたので、今年はあまりARを作らないようにしております。
例えば超巨大プロジェクトで、それこそスカイツリーみたいなものが建っていくのであれば、進捗と被せる価値はありますが、年度でできてしまうものに利用しても費用対効果は低いのではないかという意見があり、今年はあまり作っていないのが実情です。それであればICT建機やドローンのほうが見学会で受けが良く、実務でも使えるのであまりロスはなくいけるのではないかと。
そういった見学会についてはどちらかといえば準備が大変ですが、最近はデジタル活用で見せられるので随分楽になってきました。実は今日も幼稚園で見学会を開催した所です。
【北上】今日は何をやってこられたのですか?
【小笠原】今日は地元のマーガレット幼稚園の年長さんを土場に招待して車の見学会、試乗を行いました。かれこれ11年目になるイベントをやってきました。

【佐藤】もうそろそろ10年続けているので、その子たちがあの時乗せて貰ったからきましたという子が表れていいかなと思っているのですが、なかなか来ないのですよね(笑) 
それを楽しみにしています。この間高校生の子には「重機を見せて頂きました」と声をかけてもらえたので、すごく嬉しかったですけれども、ウチに来いよと言ったら進学しますと言われてしまいました(笑)
少し話は脱線しましたが、費用としてはそれくらいで、ARはなかなか難しいという印象です。
[経過時間 1:15:00]
【北上】私には場違いなのですが、ゲストで参加を認めていただきお礼申し上げます。GISのCSRへの活用に関しまして、2015年6月ですが小学校への郷土学習を行った事例を紹介させていただいてよろしいでしょうか?

【佐野】是非、おねがいします。

【手塚組 北上】(自己紹介省略)
これは小学校3年生を対象に作ったものですので、3年生当時の童心に戻って聞いていただければと思います。
空から見る浦河の移り変わり、航空写真に見る浦河の変遷と題しまして、2016年11月に浦河町立堺町小学校の第3学年の授業をお借りしまして、どんぐり会議実行委員会として発表を行ってまいりました。
まず初めに昭和19年の写真を見てもらいました。子供たちはこの時点ではまだ何も反応がありませんでした。これが順次説明して、この黄色い線が鉄道だよ、浦河駅はここだよ、当時の道路はこの紫の線だけれど、車はほとんど走っていないし、舗装されていません。こっち方面が苫小牧、こっち方面が鯖江になるけどわかるかな?と聞いても無反応です。
次に、この写真を見せて、線路と貨物列車が映っている写真ですが、波がザバザバかかっている様子について見せてもやはりここでも何も反応がありません。
こ線路のすぐ横が海だよ、実はここは浦河の駅のホームから撮った写真だよと、この中に元々**の場所だけど誰かわかるかい?と問いかけて挙手をしてもらいます。
そうするとこのあたりから積極的な子が若干1~2名ほどいて、手を挙げて「これは海の所でみたことがある」という話になります。ここも壊されないで残っていたので通った時には見てみてねという話になります。
もっと前の写真に戻りまして、駅の前は海だったといったよね?道路は線路を横断しているということは、ここに踏み切りがあったはずだよね。踏切は今も残っているけど、どの場所かなということで話を進めています。一つ目の踏切は日高振興局にあるところの踏切、ここだね。さっきの話でいくと海はここまであったよ。じゃあもう一つの反対側はどうでしょう。で、これを見せると大概食いついて子供たちもワッとなります。駅前は海岸だったという所、じゃあ今の役場はどこだったのという場所を示したりします。当時は港の近辺と**近辺しか家はなかったよという話をします。
じゃあ次は皆がいる堺町はどうだったか見てみようという話になります。
昭和19年ですから、私が生まれたのが1964年、昭和39年6月なので中山保全管と年は同じですが、自分たちが生まれる何十年も前の話だから子供たちはわかるはずないですよね。で、鉄道の位置はここです、道路はここです。本当はここの黄色い交差点の所は交番があって、奥に向かう道路は今も変わらないねと。線路沿いの道路も今も変わらずある。川の横で、踏切の場所はここですと。じゃあみんなこの下の方に見える、他は畑ばかり。ここに見える小判型の物はなんでしょうねと。じゃあこれはなんでしょうと言って、1番だと思う人、2番だと思う人、3番だと思う人・・・実は競馬場です。といったように挙手でちょっとした問題形式で進めていきます。家があるのがこの部分とこの部分で、向別の川の河口付近しか家が無かったねと。この左側の建物は兵隊さんが住んでいた兵舎だよと。そういうことをしていると授業風盛り上がって、だんだんだんだん食いついて、手を挙げるようになります。皆がいる堺町は何故堺町と呼ばれるようになったか、もともとは何もないところだったのが、2016年の段階で、115年前に秋田県から来た堺親分という人がリーダーとなってこの地区の開発を進めたことから堺町という名前がついたよと、これは大分食いつきます。次は昭和28年。どうなったのだろうと。東町の沢がちょっと発展しました。もう一度境町を見てみましょう。10年たってどうかわったのでしょうか。国道は変わりません。競馬場の横に配列良く並んでいるのは公営住宅だねと。兵舎のあったところも壊れて公営住宅ができたと。今度の写真はカラーになって昭和53年です。駅の前の海だった所の埋め立てが始まっていますね。東幌別も発展してきました。ここでちょっと土木の話をして、これは向別の川の蛇行。この蛇行の蛇という字は虫偏に蛇。蛇という字を使ってぐにゃぐにゃしているという話をします。境町も大分発展しました。皆がいる小学校はここにありました。だけど、交差点の所の中学校はできていませんねという話です。で、この写真はなんでしょう。どこだと思う?という話も問題形式にします。これは境町小学校の最初の頃の風景で、昭和30年の頃だという話です。 
次はこの写真ですが、何をやっていると思う?と聞きますと子供たちはなかなか分からない。これはお父さんとお母さんが重たいローラーを引っ張ってグラウンドを整備、作っている写真だよというと「エーッ!」なんて声が上がります。
で、これはどこ?わかるよね?と聞くと、2代目の小学校、現在の小学校になるわけです。
平成24年、現在の写真になります。埋め立てが終わって、ここに警察署や役場が映ってきました。向別川も、もともと蛇行していたものが、おじさん達の土木工事によってまっすぐになっていったのがわかります、という説明をします。これは国道で、皆がいる境町の所は国道236号線ですけれども、大通り3丁目から国道235号に呼び名が変わりますが、皆さん知っていますかと?挙手制にして聞いてみた所、数名の子がわかっていましたね。
皆がいる境町を拡大してみましょう。ツルハの交差点ですけれども、十字路もはっきりわかって、一杯お店ができているね。交差点付近の踏切の向こうですけれども中学校もあります。で、写真は終わってここからは地図の話をしますということにして、地図記号について話を進めていきます。ここでは省略して進めていきますけれども、一つ一つについてこれはどこだと思う?と質問して、子供たち皆で地図記号についてやっていきます。
皆がいる境町の地図を中心に最初にやって、次は浦河の大通りや役場の方を見てみましょう。意外とこういう風に見てみると、浦河も役所はいっぱいあるよねという風に話を進めていきます。これは昔と今の地図を比べてみようということで昭和52年の地図と平成28年の地図の間違い探し、どこが違ってどうなったかなという事を、子供たち皆と探していきます。その中で、あなたたちの家はどこにある?という風な事を聞くと、子供たちはガッツリ食い気味でやっている方も楽になってきます。各班に分かれて貰って、間違っている所を探してもらう。それで教室に戻ってからもう一度こうだああだという事を検討してもらうようにしています。最後に、オジサン達も工事、仕事をする時はこの地図を使うよと。写真も使うよと。最後には自分たちで歩いて復習もするよという話をしながら進めてまいりました。以上です。

[経過時間 1:30:00]
【佐野】発表ありがとうございました。次に中山保全管からお話をお願いいたします。
<準備中雑談>
【中山】(自己紹介を含め話)
[経過時間 1:41:40]  休憩
[経過時間 1:48:00]  再開 CSRのヒエラルキーから

[経過時間 2:08:00]
【佐野】次はBIM/CIMとMMSの項目についてですが、こちらは時間の都合により今回は省略とさせて頂き、玉川組舟見さんより「 ICT・GISサービスを用いた冬季道路管理」を拝聴したいと思います。

【中山】舟見さん準備中、MMSの話題

[経過時間 2:12:00]
【TMG舟見】
皆さんお待たせいたしました。時間があまりないようなので、全体的に割愛させて頂きます。
(自己紹介省略)
[経過時間 2:23:00]
 ここから本題に入ってまいります。御覧いただいている内容は、すべて読んでいては時間が無くなってしまいますから、要所だけ説明させて頂きます。先ほど中山さんからお話ありましたが、弊社作業員さんが誰でもICT技術を使えるよという事を書いております。どうやったら作業員さんに使ってもらえるかを考えました。
 まず、僕たちはこのようなHPを作っておりますが、作業員さん達は、グーグルを開いて、開きたいところを探してというと作業員さん達は嫌がります。そこで、直接HPのショートカットを作って貰いました。Iphoneですとサファリしかショートカットが設定できませんので、そちらから設定を行います。AndroidはChromeじゃないとショートカット設定ができないのでその場合はこちらを使用します。これをやると皆さん見てくれるようになります。同様に、僕たちが良く使うマイマップについてもショートカットアイコンを作っています。これはパソコンも同様ですけれども、僕よりも年上のこういうのが苦手な先輩達のパソコンにショートカットを作るとみてくれるようになります。おすすめなのでぜひやってみてください。活用事例もこちらも割愛させて頂きますが、累計で1万3千回以上再生されていますよという事です。こちらが今日一番伝えたかった事ですが、皆さんプラスメッセージを使ってらっしゃいますか? こちらはLINEと同じSNSアプリですが、こちらの特徴は完全に国産アプリであるということで、ドコモ、SoftBank、auの大手三社が作成しているアプリとなります。一番の強みは防災携帯でも使用できるという点で、千歳道路事務所ではLINEを一切使っておらず、今年からプラスメッセージを使用しております。そうしますと所長以下全員が一斉メールを共有しますので、とても使いやすいものとなっております。
 詳細な設定や利用方法は割愛させていただくのですが、注意点があります。マイページで自分の名前を付けないと知らない方と色々と共有する事になると思います。例えば僕たちの情報は電話帳に登録されているので、だれか特定可能ですが、ここにいない一般作業員の方は多分電話番号を知られていないので、だれが送信しているか特定が難しくなります。そのためここだけは忘れずに設定して頂くことになります。
また、写真を送信する時、資料として活用するためには、設定で写真サイズを大きく表示する設定に変更する必要があります。
また、プラスメッセージの一番の利点はGoogleフォトがみられる事だと思います。
そのため、時系列順に並んだアルバム機能を使用することが可能です。Googleドライブは中山さんにお願いして試してもらいましたが、残念ながら閲覧できません。
例えば、今すぐそこにあるホワイトファームで鳥インフルエンザの対応をしているのですが、そちらもプラスメッセージとGoogleフォトのアルバムで情報共有を即座にしております。
続きまして、厚真町の支援という事で弊社がお手伝いさせていただいている事例です。
皆さまこちらのQRコードを読み取って頂いてよろしいでしょうか?

多分時系列だとかマップだとか場所だとかがみられましたでしょうか?
これは道央圏の土砂災害の時のものですが、点群データも点群としては扱わず、二次元データとして使っております。土砂災害の方はうちのIT課が図面に3Dの点群データをすり合わせて、3Dの図面を作っております。点群で土砂流入の土量を計算したのですけれども、こちら朝9時に法面が倒壊しまして、その後お昼には土量計算も終わりまして、その情報を皆さんと共有しております。先ほどお話があった除雪の際の注意点についてですが、こちらは結構量が膨大になってしまい、運転手さんごとに見たいポイントが違ってくるので、トラックはトラック、路線毎の車両の種類によって分けた方が使いやすいですね。
後は吹き溜まり箇所、危険個所はPRで作ったマップなので、除雪の初動会議でしか共有はしないのですが、URLをマイマップに張り付けることができます。こちらにGoogleフォトの共有アルバムアドレスを張ってあげると、活用の幅が広がります。以前の立ち往生等の情報ですね。そちらを僕が担当しましたが、Googleフォトをその時も活用いたしました。
アルバムは特別な更新作業はなく、編集したら即座に共有されるため、とても使い勝手が良いです。この立ち往生にかかわる資料はNPOの教育資料となっておりますので、機会があればぜひご覧ください。
後は少し古いですが、升の場所ですね。どこに何があるか分からないということで升の場所を記載しております。こちらは滞水箇所を色分けしております。もともと作った理由が滞水施設清掃工の為に作成したのですが、ここに色が貯まるという情報を共有しております。
慣れていない運転手さん向けに貯まる箇所をこのように共有すれば一番効率が良いと考えます。
また、最近僕が取り組んでいるものはYoutubeです。これは手順の説明を行うのがとても楽になります。新規入場者教育等で使用する事で作業従事までの流れがスムーズになります。あとは除雪の新しい機械や注意点等を共有しております。
今年目指しているのは機械にGoProを設置し、操作時の手元を移すことで操作マニュアルを作成していこうと考えています。GoProの電池容量の問題で片道ずつとはなりますが、ワンオペで新しいオペレータを育てるときに活用していこうかなと思っています。
他にも使い方はいろいろで、一般の方への路線紹介など、なんにでもYoutubeが活用できるなと考えております。
後はGoogleフォトの共有アルバムの方ですが、動画リンクが張れますので、報告についても写真ではなく動画で報告をしてもらうようにしています。
今対応している鳥インフルエンザ対応についても動画で報告が行われています。
また、先ほど申し上げましたQRコードから緊急連絡先をタップすることができ、そのまま連絡することが可能になりますが、これにより一度の除雪で大勢の人員が出勤した際にも、書面等を確認せずに連絡を取り合う事が可能となります。
Googleサイトは許可制のサイトであり、僕が許可した人しか見られないので、資格情報や緊急連絡先等の個人情報を大量に取り扱っても問題ありません。特に緊急時等は非常に重宝します。皆さん維持業者なので分かって頂けるかと思いますが、地震発生時の地震パトは何が何だか分からないと思いますが、こちらにも活用しております。
こちらがウチのホームページのイメージですが、Googleカレンダーも即座に共有可能です。
先ほど話にあった工事予定表についても僕たちはこちらで共有しております。
こちらは舗装業者と道路事務所で共有しております欠損箇所ですね。去年1年でこれだけの欠損箇所がありますが、常温で埋めた時は過熱となりますが、それらも共有しており、修繕時の参考になるかと思います。同様に鹿についても共有しております。ただ、年度ごとのレイヤーは作成できますが、時期ごとの分類が課題となっており、これから担当者と詰めていく予定です。
[経過時間 2:43:00]
(ここで途中退席者あり、一旦雑談)
[経過時間 2:45:00]
【舟見】先ほどの続きからとなりますが、データベースもGoogleサイト上で閲覧可能です。
例えばウチが作っている調査物についてはすべてマイマップで共有しております。
今回9月に土砂流入の災害があり、トラフの泥量、解析土量を測って点検結果をマイマップに共有したら、本部の方も含めて3日間で300ほど、ウチの職員は殆ど見ることはないので結構見られているんだなぁと思いました。
マイマップを色々作っているのですが、ここで注意点があります。簡単だからマイマップから直接入って作ってしまったりするのですが、作成時はGoogleドライブの中で作成してください。そうすると直接作成した時と違い、Googleドライブ上に図面ファイルが作成される為、分類わけを行う際に簡単になります。
【樋口】・・・私には難しくてちょっと言っている意味が分かりません(笑)
ちなみにGoogleドライブ上に作成する時はマイマップを作る手順というのは変わるのでしょうか?
【舟見】いえ、見るための入口がGoogleドライブに代わるだけで、手順は特に変わりません。
【樋口】ああ、なるほど、フォルダ別に管理できるようになるという事ですね。
ちなみにマイマップを直接参照する時と比べて動作が遅くなる事はありますか?私の携帯端末の問題かもしれませんが、Googleドライブから参照しようとすると動作が遅くて開けない時があるのですよね。
【舟見】そうですね・・。私の端末はIphone14ですが、サクサク開けますよ。
【醜茶】閲覧は問題なくても、編集が遅いとかなんですかねぇ・・。
【舟見】えーとー・・入口が変わるだけなので、私は特に変わりないと思うのですが・・。
もしかしたら手順の問題かもしれませんので、少し実演してみますね。
こちらがGoogleドライブの画面ですが、こちらのマイマップというボタンから作成してあげると、このようにフォルダ表示されますので、管理しやすくなるのでこの方法を推奨します。また、フォルダの閲覧権限者のみの閲覧に制限する事も簡単です。端末は携帯でもPCでもどちらでも使用できます。
【中山】ちなみにフォルダの中に、以前作成したマイマップを移動する事はできますか?
例えばリンクURLが変わってしまうとか・・。
【舟見】そうですね、移動する際は一度KMLに変換し、Googleドライブ上で作成したマイマップでそれを読み込むという手順になると思いますので、新規作成扱いとなってURLリンクが変わってしまうと思います。
【樋口】あれ、でも昔Googleドライブ上で管理しているファイルをHPで公開していて、それを移動してもHPのリンクが切れることはなかったので行けると思うのですが・・。
【中山】そのあたりハッキリさせておきたいですね。やり方によってはHPで公開されているリンクをすべて直さなければならないことにもなりそうですし・・。一度検証しましょう。
【樋口】ぜひそうしてください。自分の個人ドライブの容量も一杯で、早く共有ドライブへ移動させてしまいたいので!
【中山】さて、話を進めていきましょう。舟見さんお願いします。
【舟見】最後になりますが、手順書について、例えば先ほど話にあったform-007の作成方法等、自分が初心者なものですから、特に必要だと感じるものから、例えば写真の撮影方法等についても少しずつ手順書をPDF化してすべて共有を行うようにしています。それを活用することで、ウチに去年入社した作業者の方も班長さんと変わらないレベルで写真を撮っています。
【中山】写真というのは定期巡回の写真ですか?
【舟見】応急の写真です。その他歩掛も全部撮影できます。マニュフェストの書き方なんかもできます。今は教育という教育は殆どなくて、共有の場所を教えてあげているだけです。
【醜茶】Youtubeで見せるという発想が素晴らしいですね。
【舟見】3回以上実施する事は手順書するよう心掛けています。
【中山】私も最近はYoutubeでの情報公開を推奨していますが、やっぱり行きつくところはそこですよね。
【醜茶】経験が無いのですが、動画の撮影からYoutube上での公開や管理はだれでも簡単にできますか?
【中山】YoutubeはGoogleのコンテンツの一つで、Googleと同じように管理者権も簡単かつ自由に設定できると思います。
【樋口】よく4kだとか8kだとか話に上がりますが、アップロードする動画の解像度なんかに制限はあるのですか?
【舟見】雰囲気が伝わればOKだと思いますので、よほど高画質でなければ問題ないと思います。
【中山】困る事はないと思いますよ。大きいファイルのアップロード時は最初の一回だけ本人確認があったかもしれませんが・・。
【舟見】そうですね。せっかくなのでYoutubeのアップロード方法を実演します。
まずプラスメッセージで作業員さんが撮影したものですが、アプリの設定で携帯本体に自動保存という物があるのでそれをオンにしておけば、作業員さんが送信したタイミングで動画が端末に自動保存されます。また、こちらも本体側の設定ですが、Googleフォトに自動でアップロードという設定をオンにすると、それがGoogleフォト上に保存されます。
後は動画を選択してメニューからYoutubeに共有を選択してあげれば簡単にアップロードすることができます。
【中山】補足するとパソコンからのアップロードも簡単で、Youtubeサイトを開いた状態で画面右隅の作成ボタンから「動画をアップロードする」を選び、あとは動画をドラッグアンドドロップするだけでアップロードできます。一度に15個まで登録も可能で、1件1件に公開、非公開設定といったことも誰でも簡単にできます。
【樋口】Youtubeは毎日のように見るし、チャンネル登録も一杯していたのですが・・動画の登録はやったことが無かったです。(笑)
【舟見】Youtubeの本来の目的は子供が誰かに状況を伝えたいという目的から始まったものですので、ある意味本来の目的で使っているようなイメージです。ちなみに限定公開設定をすると、URLリンクを知っている人しか閲覧できないようにできません。後はこれをどう共有するかですが、先ほどのgoogleサイトで、例えば機械説明、グレーダーという分類の中にそのURLを貼り付けてあげればそれだけでOKです。
【佐藤】細かい話ですが、作業員の方から月々の携帯データ使用料が増えてしまう事で何か言われないのですか?
【舟見】ウチでは月々手当をつけるようにしています。
【佐藤】成程!そこですよね。問題になるのは・・経理上の問題はありませんか?
【舟見】通信費という事で、●●●体を「WIFI環境下以外ではアップロードしない」よう設定しておけば問題ないと思います。後は現地ではなく、帰ってきてからアップロードするように伝えると・・。
【佐藤】成程、そういうやり方ですね・・。たま勝手が分からずに出先でやってしまって、データを30GB使ってしまったなんて作業員さんも出てきますしね(笑)
【舟見】後は、ウチで今考えているのは現場のカメラを全部廃止して、班長にはI-Padを持たせて上げることですね。そうすればそもそも通信費を個人が負担する事もなくなりますし。
【醜茶】そもそも個人用携帯を使いたがらない人もいますしよね・・。汚れるから。
【佐藤】それですよね。後は落とした時どうするとか!
【醜茶】携帯に限らず、最近はデジカメ本体にAndroidを搭載したものも出てきているらしいですね。
【佐藤】それはいいですね!デジカメだと軍手だといけるのがいいですね。スマフォは汚れた手で触りたくないし・・。
【舟見】ちなみにiPadはWIFIタイプというものを買うと、撮影時の写真に座標がつかないので注意が必要です。
【樋口】え、そんなものがあるのですか?
【舟見】iPadにはセルラーモデルとWIFIモデルというのがあって、WIFIモデルだと座標が付与されません。
【樋口】成程、知らなかったです。
【中山】ちょっと時間も少なくなってきましたので、話を戻しましょう。
【舟見】といっても最後になります。今見て頂いているスライドの最後の写真はセイコーマートさんから、去年の大雪災害の時に救援物資のとして頂いたコーヒーを飲んでいる作業員の写真となります。先ほど佐野さんから頂いた映える写真ではないですが、手紙よりも気持ちが伝わると思って、皆で撮った写真をお礼としてお返ししました。発表は以上です。
【佐藤】素晴らしい発表を有難うございました。ちなみに舟見さんのスマフォの容量はいくつですか?512GB?
【舟見】えーっと、私の場合ほとんど本体容量は使用しませんね。Googleドライブにすべて共有するので。
【佐藤】写真も動画もすべて飛ばしてしまうのですね。後は通信費だけと・・。
【舟見】それも社内WIFIを使えば殆ど掛かりませんし。会社の経費は実質0円ですね。
【樋口】Googleドライブも15GBまでは無料ですしね。
【舟見】ただ、定期巡回のファイル共有をGoogleドライブで行っていますが、流石にそちらは無料分だけでは足りないので課金してやっていますね。
【中山】ホームページの構築についてですが、それって当然インターフェースになるわけですよね。その時に以前舟見さんと話たんですが、定期巡回の写真を撮る時っていうのはgoogleアカウントでログインした状態でフォルダを開いて撮っているわけじゃなくて、そこはQRコードになるわけですよね。今日はQRコードの話ってしましたっけ?
【舟見】そうでしたね。先ほど僕がお見せしたQRコードはテプラで作成したものです。
来年からは定期巡回員に1時間早く引き上げるように言ってあります。次の日の点検箇所のQRコードをテプラで作成してもらうようにしていて、全構造物・附属物すべてに貼る予定です。定期巡回員はすべてのデータをGoogleドライブで共有しておりますので、そのドライブにQRコードのリンクを関連づける事で、張り付けられたQRコードを読むだけで、済むようになり、点検する構造物の下調べを行わなくてもよくなります。
【中山】QRコードを読んだらその構造物の為のドライブが開く。ドライブを開いた状態で写真を撮影すれば、その写真が自動的に保存されるので仕分けの必要がなくなるという事ですね?それを今度は帳票化しますが、そこは外注に頼んでいると。
【舟見】そうですね、で、今は日興テクノの川本さんにお願いしているのですが、そちらで保存された写真をプログラムで自動的に収集して貰って、帳票も出来上がってくるような仕組みになっています。
【中山】ぜひこの仕組みを出口組の小笠原さんにも取り入れて欲しいところですね。残業時間の削減にもなりますし。給料も減るかもしれませんが(笑)
出口組の社長も仰ってましたが、アウトソーシング・・なんでしたっけ。
【佐藤】建設ディレクターですね。
【中山】まさにそれです。私が千歳にいた時にそういう仕組みを作ってきました。
【舟見】ちなみにウチの書類作成の人工数は15時間ほどです。構造物は4000件ほど抱えているのですが、激減いたしました。
【樋口】ドライブの中にフォルダがあって、そのフォルダを決めて写真を撮って格納していく・・その操作が分からないですよね。写真を撮ろうとするとJPEG以外の形式になってしまって・・。
【舟見】これも実演します。Googleドライブを開きます。右下に「プラス」があると思いますが、Androidだとスキャンですかね。
【樋口】そう、そのスキャンを押してもうまくいかないですよね。
【舟見】それもあるので、基本的に定期巡回はIPhoneで行います。
【樋口】あー!基本的にAndroidじゃダメなのですね!
【中山】まずスマフォを買い替えましょう(笑)
【佐藤】Iphoneで撮影したら写真サイズ大きくなりすぎないですか?
【舟見】アップロードする際に勝手にリサイズしてくれますよ。
【樋口】コメントなんかは全く入れないのですか?
【舟見】写真だけです。あ、電子黒板です。ただ、電子黒板で今問題になっていることがありまして、電子黒板の事象、例えばひび割れありですとか、遊離石灰等ですね。その文言をプログラムで拾って帳票に反映しております。
【樋口】となるとIphoneは電子黒板のカメラを起動できるという事ですか?Googleドライブのフォルダの中で。
【舟見】その中では起動できないので、それが少し問題になっております。
【樋口】例えば※※が出している写真管理ソフトがあると思いますが、それを使えばGoogleドライブにも保存できるらしいのですよね。有料になってしまいますが。でも電子黒板がつけられるからコメントも付けられる。
【舟見】そうですね。それでプログラミングで拾えます。電子黒板は。去年から拾えるようになったみたいです。
【中山】QRコードの話に戻りますが、自分が千歳にいた時、橋にはすべてQRコードを付けたと記憶しています。耐候性の素材で作っていたと思いますが、現在も使用できていますか?
【舟見】残念ながら消えてしまっていますね。耐用年数でいえば2~3年で消えてしまいました。極力日陰に貼るようにしていて、日陰の物は大丈夫ですが、日に焼けてしまうのですよね。例えば目隠しなんかをするとまだ持つかもしれませんが。
【中山】私が思っている理想は、QRコードを張り付ける作業も大変なので、例えばマイマップを開いて、そのポイントをタップすれば共有フォルダが開くようにしたいのですが、作業員レベルでやってもらう事が難しいので、QRコードを使用しているという認識で良いですか?
【舟見】そうです。先ほどあったレイヤーの制限等もありますし・・。ただ、箇所に分けてURLを張り付けています。URLからドライブに行ったら、過去の附属物の点検のコンサル資料、過去の写真等を紹介できるようにしています。
【中山】例えばQRコードではなくて、近づいたら自動で開くようにICチップのような物を活用するというのは・・確かどこかで研究していると耳にしましたが・・。やろうと思えばやれるという事でいいのですかね(笑)
【舟見】そうだと思います(笑)
【樋口】いやあ、でもIPhoneじゃないとできないのは盲点でした。何度やっても拡張子がJPEGじゃなくなってしまうのが・・。ONEDriveだとAndroidでもJPEGで保存されるのですが・・。途方に暮れている所でした。
【舟見】なのでウチの作業員が携帯を変えた時は、前の端末がIphoneだったら譲渡してもらっています。作業に電話回線は不要ですので。
Googleドライブをオフライン設定してあげると端末内に仮フォルダとして作成されます。で、それを事務所に帰ってWIFI接続でアップロードするときちんと共有されますので。
【樋口】わかりました。出来ないから色々調べたのですが・・。黒板の設定はどうしているのか不思議だったのですが。
【舟見】ウチはGoogleサイトを使ってやっていますが、防災携帯、官の携帯で見ることが出来ないというのが問題で、中山さんと入口をどうすればいいかお話していた所でした。
【中山】その話について、今見て頂いているのが維持台帳図ですが、以前HPビルダーで全業者分を作成しました。ただ、今はHPビルダーからWordPressに移行している途中です。これを更新してくれと頼まれても厳しいので、何か別の方法を模索しています。
例えばGoogleサイトに統合しようとしても、それだと事務所職員が閲覧できません。
【舟見】実際協議会のPCや年維持業者の携帯で閲覧は可能なのですが、それは手間ですよね。ですから簡単に見る為の方法はないかを考えています。
現状は二度手間ですが、役所向けにWordPress、民間向けにGoogleサイトでの運用位しかないのかなと・・・。
【樋口】でもそれって二度手間ですよねぇ。事務所でもGoogleサイトが閲覧できるようになればいいのですが・・。
【中山】話を戻します。Free Wi-Fiがあるような事務所であればいいのですが、それが無い事務所になると結局お金の話になってしまいます。データ通信料がかかると・・。
将来的には通信量は無料になるというのが定説ですが、それを待っていてはいつの話になるかわかりませんから。
ちなみにWordPressの利点としては、まずGoogleサイトと比較してものすごく動作が軽いです。また、作業のし易さも軽快簡単で、極端な話、素人でも1時間後にはサイトが作れると思います。後はデータの管理が無頓着でも良いです。WordPressに張り付けた物が所定の場所に勝手に保存されていくという簡単さがあります。
という所でお時間もなくなりましたが、とりあえず舟見さん、ハイブリッドで作成するという方針で行くとして、パーティションをどこで分けるかを今度決めましょう。

【佐野】コーディネイターの力不足でこんな時間になってしまって申し訳ありません・・。
本日のパネルディスカッションは大変有意義なものでした。こちらを大いに参考させていただき、技研論文を書き上げてゆこうと思います。今後、論文に使用する写真などのデータ提供をお願いすることが多々あろうかと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、司会の佐藤さんに進行をお戻しいたします。

【司会 佐藤】本日は充実した勉強会になったかと思います。舟見さんのお話はなかなか湯気ばっかり出て、ついていけない所もあったので、これは追々ゆっくりと教えて頂きながら、弊社小笠原も頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
本日は皆さまお疲れ様でした。

パネラーの皆さんへ ここからシナリオ 終了後は議事録になります。

フリートークのシナリオ(案)

【司会 佐藤】(講習会の注意事項を説明)本講習は、個々の講話を含め”年維持の建設DXへの本気度とやらを見せてもらおうか!”(シャー風に)のパネルディスカッションに取り込んだ形式、つまり、小笠原さんと舟見さんの講話もパネルディスカッションでの発言と兼ねる解釈で進行します。そのため、ここからの進行はコーディネイターの佐野さんにお任せいたします。忘れてました、自己紹介をいたします。(自己紹介)

[経過時間 00:00 予定時刻 14:35]

【佐野】コーディネーターを務めさせていただきます佐野と申します。

建設DXの先導事務所である苫小牧道路事務所では、六つの項目について活用の促進を進めて参りました。

それらの内容、ノウハウについて北海道開発局の技術研究発表会に応募します。同僚の島田が「シムホニープラスによるBIM/CIM」を題材に論文作成します。わたくし佐野は、「GIS」を題材に論文作成します。その後二人とも、プレゼンパワポを作成し翌年2月には発表する予定でおります。本日の講習やこのパネルディスカッションは、私の技研論文の作成にあたり、無くてはならない重要なものです。有意義な議論にまとめ上げてゆきたいと思いますのでご協力お願いいたします。

技研論文の論文名とプレゼンパワポの表紙のみ決定しております。論文名は、道路維持管理の建設DXへ活かす改築事業の知見ー女性視点から考えた映えるクラウド型GISサービスの志向ー

この、8/1に私が講話いたしました「女性視点の映える土木写真」のデザインを踏襲するつもりです。ごらんになっていない方が多いので参考に今プレゼンいたします。

(佐野 自己紹介を含めプレ)

【佐野】わたしも肩の力が抜けました。それでは、出口組の小笠原さんから「年維持に活かす改築事業でのDXの知見」について、講話いただきます。

(小笠原 自己紹介含む講話プレ)

【佐野】フリートークをはじめます。

【佐野】マイマップ含むGISの作成手法について、技術的進展はありましたか?

【フクタ 醜茶】自己紹介を含めフリートーク

【HG企画 樋口】自己紹介を含めフリートーク

【日興テクノ 川本】自己紹介を含めフリートーク

【佐野】マイマップをどうやったらみんなに使ってもらえるかについて意見をいただきたいと思います。私の技研論文のなかで最も重要なポイントとなります。

 私は、この(フリップ)のように事務所の運転手さんにレクをして使ってもらえるようにしたり、局の坂場事業振興部長や篠宮室蘭開発建設部部長が現場視察した際に案内ツールとして使用してます。いまは、篠宮部長の要望で出口組が全道の部局ごと事務所ごとキロポスト作成まで拡大しました。

【自由に発言】フリートーク(口火は、全体を通して基本醜茶さんであること)

(なので、場が静かになったらとりあえず醜茶さんに振る。それでダメなら中山が何かするから大丈夫。)

【TMG舟見】次の私の講話の中で工夫点を話しますが…

【佐野】では、この話はいったん保留といたします。

【佐野】マイマップ含むGISを活用したCSRについて議論して参りたいと思います。出口組さんのこの見学についてはどの程度の準備期間と金額を含めた手間がかかってますか?また、昨年度の稲荷改良での苫小牧工業高校の見学会のARはどの程度の金額がかかりましたか?

【出口組 小笠原(佐藤)】適当に話す。

【手塚組 北上】ゲストで参加を認めていただきお礼申し上げます。GISのCSRへの活用に関しまして、2015年6月ですが小学校への郷土学習を行った事例を紹介させていただいてよろしいでしょうか?

【佐野】是非、おねがいします。

【手塚組 北上】(自己紹介を含めプレ、パワポを概略で10分程度で説明する。)

【中山】(自己紹介を含め話)

【佐野】まとめますと、GISを活用した現場見学会などCSRイベントは、従前のイベントに比べ遙かにコストが低く広報効果もおおきいということでしょう。

【中山】ご推察のとおりでございます。

【佐野】次に、BIM/CIMとMMSの項目についてですが、モデルBANKやLiDARによる点群データについて論議いたします。

(とりあえず、醜茶さんい振る。あとはなんとかなる。)

[経過時間 01:15 予定時刻 15:40]

【佐野】作業員とのデータ共有などは後ほどということにしまして、舟見さんの「ICT・GISサービスを用いた冬季道路管理 ~皆で知識ゼロから始めるICT活用~」を拝聴いたしたいと思います。(休憩とっても良い)

【TMG舟見】(自己紹介含めプレ)

[経過時間 02:10 予定時刻 16:40]

【佐野】いったん休憩を取りディスカッションを再開いたします。

(ここからは、完全にフリートーク) 

  • 作業員とのデータのやりとりの工夫
  • インターフェイスをどうするか?(Google SitesONLYかWORDPRESSとグーグルサイトとのハイブリッドか?マイマップを定期巡回などに関連付け働き方改革を行ううえでの悩む選択肢である。あとからの変更は大変な労力と混乱がある。年維持のDXの基本設計とも言える。)
  • その他(舟見さんの論文をもとに)

【佐野】 本日のパネルディスカッションは大変有意義なものでした。これを大いに参考させていただき、技研論文を書き上げてゆこうと思います。今後、論文に使用する写真などのデータ提供をお願いすることが多々あろうかと思います。……..(あとは自分のことばで)

それでは、司会の佐藤さんに進行をお戻しいたします。

[経過時間 02:40 予定時刻 17:10]

【司会 佐藤】(閉会)

END

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