QRコードを活用した安全管理(案)~緊急時に備える個人情報の取り扱いand保持している資格の見える化~

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QRコードを活用した安全管理(案)~緊急時に備える個人情報の取り扱いand保持している資格の見える化~

講師:株式会社出口組 工事部 工事係長 庄司 英紀(しょうじ ひでき)

 以下の資料は、技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意によりご提供いただいたものです。

20211203公開

講師:


▼PowerPoint PAGE-01

凡例 
★:クリックしてアニメーションを進める。 
◆:クリックして頁を進める。
すみません、引き続きお話させていただきます。
ここからは『QRコードを活用した安全管理』と題しお話させていただきます。
すでに活用されている方もいるかも知れませんし、
好き好きもあるとは思いますが私の素朴な疑問というか主観から思うところがあり
標題のようにQRコード使った取組を考えてみました。もう少しお付き合いをお願いします。 ◆

▼PowerPoint PAGE-02

普段から現場で仕事する中で(クリック) 何かあった時のために名前や血液型等貼ってはいるが個人情報保護とか大丈夫なんだろうか・・・とか(クリック)
その人が持っている資格をよくステッカーで貼ったりするのはわかりやすくて良いかも知れないけどヘルメットが汚くみえるしなんかダサいかなと思っていました。 ◆

▼PowerPoint PAGE-03

まずは現場で万が一事故等があった場合について考えてみました。
左の写真のようによくあるヘルメットに貼られてる名札は名前と血液型がわかるだけでなんかあった時には特に役には立ちません。
かといって、いろんなことに対応できるようにするとなると右の項目以上に必要になってくると思います。
このDATAをヘルメットに貼るわけにはいかないし、結局は現場事務所にファイルを置きロッカーに鍵をかけ保管している状況です。
私はまだ経験はありませんが、現場で何かあったとしたら、焦っていたり、各所への連絡等でファイルの存在する頭から飛んでしまうだろうなと思います。 ◆

▼PowerPoint PAGE-04

そこでなんかあった時のために何かいい方法はないかなと考えていました。(クリック)
普段は見えないが、何かあった時は手軽に情報を見えるようにするにはどうしたらいいだろう。。。
またある程度の情報量も必要なんだしなぁ。。。(クリック)
って考えてると、閃いたんです。
QRコードを使えば出来そうだなと。 ◆

▼PowerPoint PAGE-05

早速QRコードが作れるかどうかを調べました。URLをQRコードにするのは以前やったことがあったので、テキストをQR化出来ないかサイトを探すと比較的簡単に見つけれました。
どうやら私がQRコードを作るのに使用したサイトはGoogleの検索ワードに記入した状態のURLをQR化したような感じで、テキストをブログやホムペに貼ったようなものではないので常時存在するのもではありません。
偶然誰かがそのホムペを見つけると言うことは出来ないです。すなわち個人情報の流出はありません。(クリック)
次にどこに貼ろうと考えました。
ヘルメットじゃなく身に着けてとも考えましたが、どこに入れてるかもわからないし、忘れる可能性も高くなります。
やはりヘルメットが良いかと思い普段は見えない裏側に貼りました。(クリック)
そのQRコードにスマホやiPhoneをかざすと写真のように表示されます。
これは案としてまず作ったものですが情報はまだ詰め込めそうでした。 ◆

▼PowerPoint PAGE-06

向かって左がiPhone、右がアンドロイドで表示したものです。電話を書いてますがデモ版なので私の番号です。
いたずら電話はかけないでください(スベる)
本物では緊急時の連絡先、私の場合は嫁さんの番号を入れようと思っています。
注意点なんですが、番号にハイフン(-)ではなく☆マークを使っているのは、アンドロイド端末では問題ないんですが、iPhoneの場合は電話番号と認識してしまうと他の情報が出なくなってしまい、
電話を掛けると言う動作になってしまいます。☆マークで試したと事うまくだませたのでそうしています。(クリック)
また普段誰でもスマホをかざすと情報がみえちゃうので写真のように目隠しをしてあげることも大事かと思います。
今回私は半透明の養生テープをQRコードの上から貼りました。
それだけだとなんかパッとしなかったんでテプラで『緊急』の文字も貼りましたが、養生テープを貼っただけでかざしても情報は出なくなりました。
個人情報なのでその辺の配慮は気を付けなければと思います。 ◆

▼PowerPoint PAGE-07

緊急時の関係のQRコードを作ってみたら、
これで資格の一覧も作っちゃえばスッキリするんではないかと思いました。
モデルは私です、すみません。(クリック) 資
格については特にクローズにする必要が無いと思いますので、見やすく、かざしやすい場所にQRコードを貼りました。
暗い場所で作業する場合はライトをつける事があるのでもう少し上につけた方が良いかなと今は思っています。(クリック)
iPhoneの場合はこう表示されます。(クリック) 同じくアンドロイドの場合です。
このようにQRコードひとつである程度豊富な情報を詰め込めますので
新規入場の時に聞き取り確認した資格情報を記入するのは有用だと思います。 ◆

▼PowerPoint PAGE-08

まとめです。今回QRコードを活用した安全管理として説明しましたが。
(1)プライバシーを守るためにも工夫は必要だがQRコードは有用!。
端末をかざさないとタダのバーコードなので悪用されないような工夫は必要だがプライバシー等は守ることが出来ると思います。
(2)iOS、Androidなど端末によって表示が異なるので要確認!。
今回先にAndroidだけで見ながらQRを作って行き、出来てからiPhoneでも確認すると全く見え方が違うと言うことがありました。
せっかく作るのでどちらにも対応した物を作る場合はやはり双方で確認しながら作る必要があるなと思います。
(3)オープンな情報は見えやすい場所に貼りかざしやすく!。
有資格の情報等オープンにしたい情報は当然かざしやすい、見やすい場所にはります。
見やすさだけではなく、ちょっと近未来感も出ますし、アピールにもなりますよね。 最後ですが
(4)やはりこれからの現場はスッキリとスマートに!。今回稲荷改良工事では工業高校の見学会も体験しました。
高校生と話す中でも、コテコテのドカタ感はやはり人気は無く、スマートさやカッコ良さが求められるのを感じたところです。担い手を募集する意味でも、また現場周辺というか対外的にも綺麗さとかスッキリしているとか見た目も求められる時代だと思います。(クリック)
QRコードは今回の件以外にも様々活用出来ると思います。
これから私も更に何かないかと考えては行きますが、皆さんでもこうしてるとかこれは面白いとかあれば教えてください。 これで私の話を終わります。ありがとうございました。
検査を上手く進めるにはやはり事前の準備が大事ですね・・・(-_-;) 以上で、終了させていただきます。
ご清聴ありがとうございました。 ◆

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