工事現場が発信するSNSの危険性について

CPDS講習プレゼン ID:20220831-743760-04

工事現場が発信するSNSの危険性について

講師:株式会社田中組 旭川支店 土木部 土木課長 柳本 信博(やなぎもと のぶひろ)

以下の資料は、受講者の技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意により提供いただいたものです。


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「工事現場が発信するSNSの危険性について」と題しまして、当現場におけるSNSの関り方、現場入場者へのセキュリティ教育及び弊社におけるSNS発信に関するリスク管理をご紹介させて頂きます。

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・SNSとは?
皆さんもご存じと思いますが、SNS(Social Networking Service=社交的な交流サービス)の略となります。
代表的なツールとして、Facebook、Twitter、LINE、インスタグラムがあげられ、今やなくてはならない存在です。
メリットとして、「友だち」と繋がり、記事を公開しできごとを知らせ、写真の共有も容易である。 
そのため、デメリットとして、個人情報の漏洩、炎上を引き起こす可能性があります。
機密にすべき情報を安易に投稿して情報漏洩事件や事故が多数発生し、社会問題となっています。
これは、建設業界も例外でなく、建設工事を担当するすべての企業がこのような事件、事故を起こさない
ことが求められています。

▼PowerPoint PAGE-03

工事現場のSNSの関り方として
SNSは情報発信・共有がスムーズになり、さまざまな視点で、建設業の魅力や多様性に関する情報を発信することができます。
オンライン化が加速する現代では、SNSは非常に便利で身近なコミュニケーション手段としても有効な役割を果たしています。
近年、建設現場から情報発信されるSNSも多く、興味を持たれると思いますが、リスク管理が必要となります。
そこで、当現場で行っている、SNSの活用及びセキュリティ教育、弊社におけるリスク管理についてご紹介致します。

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当現場では
担い手確保の一環として、建設業の「おもしろさ・魅力」を伝えるため、インスタグラムを使用し工事における取組み及び施工状況について情報発信しています。
工事における取組みなどの情報を発信し、情報共有しています。他社では、どのような取組みを行っているか一番気になるところだと思います。
施工状況写真については、魅力が伝わる写真を意識しながら撮影しています。これは、日々の写真撮影業務に通じるものがあり、「伝わる」写真の撮り方が重要だと思います。
写真撮影は、個人の特定が出来ないようにし、コンテンツについては不愉快な言葉がないか細心の注意を払っています。投稿担当者は1名とし、パスワードの漏洩防止に努めています。

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現場入場者へのセキュリティ教育について
当現場では、現場入場時の新規入場者教育時にSNSへの注意点について説明しています。
左側が新規入場者教育に使用する資料となっています。
最後に、SNS投稿への注意として、
1. 現場内での写真撮影を控えるようお願いします。( SNS投稿時に個人が特定されると、トラブルに発展する恐れがあります。)
2.写真投稿に限らず、炎上を防止するため、誤った情報を発信しないようお願いします。
3.個人情報やプライベートな情報の書き込みをしないようお願いします。
4.SNSは自分の投稿を街中に貼り付けているという意識を持ち、ルールを守って利用するようお願いします。
以上の注意点について説明し現場入場者に理解を得ています。
現場へ入場される方の大半は50代から60代が多く、SNSを利用している人はいませんでしたが、
資材等の運送業者など単発で現場に入場される方への対応が課題であり、資材業者への周知が必要になる
と思います。

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参考資料として、
「 建設現場におけるスマートデバイス利用に関するセキュリティガイドライン 」 が日本建設連合会よりホームページにて公開されています。
このガイドラインには、スマートフォンやパソコンなどの通信機器から情報漏洩を防ぐため、制定するメールの例や取組み例が細かく記載されています。
また、作業員の方、協力会社の方に情報漏洩事故防止呼び掛けるのに有効であるため、参考にするといいと思います。

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弊社におけるSNS発信に関するリスク管理
・投稿担当者を最小限の人数としています。パスワードの漏洩防止のため、2段階認証とてIDとパスワードの他、セキュリティーコードの追加入力方式を適用しています。
・個人情報の漏洩防止として、個人が特定できるような投稿はしない。
(実名、顔、住所がわかるような写真等の投稿)
・炎上防止として、投稿したコンテンツは複数人でチェックを行います。
 (ジェンダー等の差別用語、誤った情報、不快用語を使用していないか、発信した内容を定期的にチェック)
リスク管理を行い、会社の諸規則を遵守し、良識ある社会人として、健全な社会常識から逸脱した言動がないよう意識した情報発信を行う理念ももとに行っています。

▼PowerPoint PAGE-07

最後に、
SNSは便利で楽しいツールですが、使い方を謝ると、大きなトラブルに発展する可能性があるため、注意が必要です!
情報セキュリティ事故の未然防止に寄与することを期待します。
以上で、SNSの取扱いについての説明を終わります。
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