「2021d遠隔臨場の報告」

ID:20210512-720892-01

講師:株式会社 出口組 工事部長 佐藤 順也(さとう じゅんや)

 以下の資料は、技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意によりご提供いただいたものです。

20210514公開


▼PowerPoint PAGE-01

皆さんお疲れ様です。本日は何かと忙しいなかお集りありがとうございます。
また、今回もCPDS認定講習としていろいろ準備していただいた中山保全官、道路事務所の皆さまには感謝いたします。
認定講習のため本人確認もしていますが、講習中については途中退席等あれば発給されませんのでご注意願います。また連絡等あるかと思いますが携帯電話はマナーモードで受講する様お願いします。
それでは早速講習会に入りたいと思いますが、まずは私の方から報告がありますのでお話させていただきます。
モニターにありますように、2021年度、日高道部会、遠隔臨場の実施状況等について報告させていただきます。
わたくし、今回パワポの作成は行いましたが、報告する各工事の詳細なデータは中山保全官に見せてもらっていませんので、どの会社がどんなソリューションで、何をどれだけの回数で活用しているかについては知らされていないことを先にお知らせします。◆

▼PowerPoint PAGE-02

【非参照スライド】
遠隔臨場の試行の可否を決定するフローです。
便益がないならば、活用実施は行わない選択肢も勿論あります。
効果予測を行ってから実施しますから
これは、試行とは言えないレベルまで熟成されているといっても過言ではありません。
遠隔臨場のソリューションは、すでに一般化してます。◆

▼PowerPoint PAGE-03

受注者が自由にソリューション(遠隔の機種)を選んだ結果、4種類を活用しました。★
5月25日にオンラインにて実施した講習会で、千歳道路事務所安全協議会の玉川組平川さんが同様のグラフにて説明していただきました。
その際は、この見え消しのソリューションである、ジェネレーション・アイやセーフィなどが千歳では人気とのデータでした。たしかに、ジェネレーション・アイはゴーグル型のかっこ良さはあります。当部会は、
かっこ良さより“実(じつ)”を取ったということかもしれません。今後、選択した理由を解析して行く必要があると思います。◆

参考:
・ bp_WEB-Meeting-Sys:川田テクノシステム株式会社が提供するASPによる会議システム
・ BT-2200+Generation-Eye:https://www.epson.jp/support/portal/support_menu/bt-2200.htm
・ BT-350+Generation-Eye:https://www.epson.jp/products/moverio/bt350/
・ safie_Pocket2:https://premium.ipros.jp/safie/catalog/category/50979/
・ VUZIX_M300:https://scrapbox.io/sta/VUZIX_M300
・ ZOOM :https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

▼PowerPoint PAGE-04

5月の現場開始から10月にかけて★
右肩上がりに遠隔臨場が増加し、現場の最盛期に活発に使用されたことがわかります。
このグラフからでは読み取れませんが、新型コロナ感染症対策として、遠隔臨場に関心が大きくなった社会的背景のなかで★
監督員のテレワークによる臨場機会の減少と監督支援業務が積極的に活用するようになったのが直接的な活用増加理由と想像します。
また、苫小牧道路事務所内にWi-Fiを整備し、受注者希望型で自由なソリューションの選択も良かったと考えます。
9月以降は、品質証明や設計変更確認会議、中間検査における本支店での活発に活用する傾向が見られます。◆
【課第】本当は、2020年度のデータと比較することが必要。

▼PowerPoint PAGE-05

これは、施工現場と本支店の分布です。日高道部会の各工事の分布は、この赤いラインで表されます。事業箇所については★
この囲みで拡大し表示しました。苫小牧道路事務所は黄緑色のピン、水色のピンは受注者の本支店の位置を示しています。
こうしてみますと、札幌はピンが重なってますが3社、旭川、帯広などの本支店が多く、遠くからの受注者が多いことがわかります。◆

▼PowerPoint PAGE-06

上のブルーで表されたものが★
本支店の品質証明員などが遠隔臨場により移動拘束時間の軽減を全工事で累計したものです。全19工事中7工事が遠隔を品質証明、中間検査、円滑化会議、設計変更確認会議に活用し、合計263時間の移動拘束時間の削減を行いました。千歳道路事務所と比較しますと一年間で1,400時間でしたから仮に半期であることから700時間としたとしてもまだまだ肩を並べるに至っていません。なお、安全巡視への活用はゼロでした。これは千歳道路事務所においてもゼロです。ムラサキ色は★
監督員の活用、黄緑色は★
監督員支援業務の活用であり、右の円グラフにあるように、全19工事中で活用した工事は約15工事でした。先ほども申しました通り、新型コロナ感染症対策として、遠隔臨場に関心が大きくなった社会的背景のなかで、監督員のテレワークによる臨場機会の減少が追い風となり、504時間+192時間で合計696時間の削減。
監督員支援業務が積極的に活用している結果が、1008時間+432時間で合計1,440時間削減と大きいことが一目で分かります。★
これで、遠隔臨場を積極的に進めている福原所長への報告と、フォローアップとしての上半期の部会員のみなさんへの報告を終わらせていただきます。なお、下半期の報告も行いますので、今後のデータ収集にご協力お願いいたします。◆

▼PowerPoint PAGE-07

監督支援業務の業務軽減について、
前年度との対比してみますと
このように、苫小牧道路事務所から新冠の現場まで来る運転回数は、15%削減
それが、超勤削減に大きく影響を及ぼしたと想定され
超過勤務時間は、25%削減されています。
もちろん、遠隔のみが超過勤務削減の理由とは言えませんので、
その他にも様々な工夫をはじめられた結果と推察されます。◆

▼PowerPoint PAGE-08

円滑化会議及び設計変更確認会議の実施件数についてです。
円滑化会議での遠隔ソリューションの活用工事は1本だったものが、設計変更確認会議においては19本、100%活用となりました。◆

▼PowerPoint PAGE-09

2021年度末の完成検査への遠隔の活用状況についてです。
多くの工事で、遠隔を活用した中間検査や完成検査を実施されたと聞いております。
そのなかの事例で工夫された検査をご紹介します。
ひとつめは、磯田組さんの節婦外一連工事で、
6箇所を結んで遠隔臨場の完成検査を行っています。
検査官は室蘭、主任監督員は在宅ワークのため自宅から、代理人は西泊津の現場事務所、技術員が現場からライブ配信、品質証明員2名がそれぞれ日高町からと絵に描いたような散らばり具合で衝撃を受けました。◆

▼PowerPoint PAGE-10

それに刺激をうけたものですが、弊社のアピールもさせてください。
完成検査にて苫小牧道路事務所にて書類検査を受けましたが、
現場の出来形出来ばえ確認は、新冠町高江からドローンによるライブ配信を行いました。
また、プラスアルファーとして完全電化し検査書類箱は無しでした。◆END

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