講習会のお知らせ

■■■オンラインセミナー■■■「遠隔臨場とフル電子納品が変える土木現場」 ~土木技術者の働き方改革と新型コロナウイルス感染症対策を考える~

ID:20210512-646768

学習プログラム番号:646768

目的:

 開会によせて 「令和2年度の千歳道路事務所における遠隔臨場とフル電子納品に係わる成果報告」
 北海道開発局札幌開発建設部千歳道路事務所安全協議連絡会において、遠隔臨場の取り組みは令和元年7月18日に開催したCPDS講習会「ウェアラブルカメラが変える土木現場」~土木技術者の働き方改革を考える~がはじまりであった。令和元年度には遠隔臨場の活用工事が3件であったが、令和2年度には新型コロナ対策としても遠隔臨場が脚光をあびる社会背景のなか、全工事20本中17本の工事において活発な活用がなされた。また、同会主催の安全パトロールや安全大会も遠隔臨場により、のべ6回開催している。次に、フル電子納品についての協議連絡会の取り組みは令和2年度より本格化し、CPDS講習会において関連する講話を延べ12回実施。その結果、同協議会のWeb安全大会において協議会会長である茎津俊爾が積極的な納品のフル電子化を推奨する旨を宣言するに至り、検査書類と納品書類の電子化が一気に進んだ。
 本講習の開催に当たり、これから遠隔臨場やフル電子納品に取り組む企業への応援の気持ちを込め、令和2年度の活動報告をかねた開会の挨拶とする次第である。

■前編 遠隔臨場 ■

(1)「日高自動車道厚賀静内道路事業における遠隔臨場の目論見 」
 日高自動車道厚賀静内道路事業は、室蘭開発建設部苫小牧道路事務所により監督されている。その苫小牧道路事務所から事業箇所である新冠町までは約80kmの道のりを約1.5時間の移動時間となっている。つまり、往復約3時間も監督員が拘束されることは、働き方改革における超過勤務縮減に大きなマイナス要因である。 本講習は、この実態を踏まえ遠隔臨場を活用した場合の効果予測が如何に大きな拘束時間の短縮効果もたらすか、また新型コロナ感染予防対策としての有効性を説くものである。

(2)「basepage_WebMeeting-SYSの使い方」、「basepageユーザならば、今日からできるAndroidスマートホンからの現場中継」
 川田テクノシステム株式会社の「ベースページ」はCALS/ECの一環を成すASP(アプリケーション・サービス・プロバイダにより提供されるシステムの略称)である。本講習はこのシステムを利用し、遠隔会議を行う基本操作から遠隔会議中のマナーやよくあるトラブルの対処手法などを伝える。また、Androidスマートホンならばbasepage_WebMeeting-SYSにログイン可能であることから、現場中継による立会、段階確認及び社内検査の活用事例を実機をもって説明する。 本講習は、電子決裁のためにすでに活用しているbasepageの機能とユーザが所有するAndroidスマートホンを使用することから初期投資が非常に押さえられる遠隔臨場の入門編として極めて有効であり、即日からの実践活用を目的としている。

(3)「スマホアプリを活用した現場ライブ確認」~投資ゼロ!~
 2019年における世帯の情報通信機器の保有状況をみると、「スマートフォン」は83.4%である。現場を担当する土木技術者から作業員までほぼ全員がスマートフォンを所有しているのは周知の事実であり、多くの人がプライベートでSNS等のアプリを活用している。そのような、日常使用している手慣れたアプリを活用しライブ確認を行うことは非常に取り組みやすく、仮に緊急時などは慌てることなく現場中継を行うことも可能である。 本講習は、参考として使い慣れたアプリを活用するという事例により、土木技術者が「働き方改革」のアイデアが身近あることを感じ自ら考える契機となることを期待している。

(4)「遠隔臨場の作法 」
 遠隔臨場の準備として、ひとつは前述の講習のような機器類を準備することは勿論である。ふたつめに大事なこととして、立会、段階確認及び社内検査を行うに当たりどのような手順で行えば効率的にそご(齟齬)無く意思疎通が行えるのか(例えば、検査対象部分の測点や杭や擁壁などの位置を明確に伝え合意した上で検査等が行えるか)を具体的な会話形式の講習資料により丁寧に解説する。また、施工計画書と創意工夫としての記述の方法についても事例を示す。

(5)「遠隔臨場のためのスマートグラスは、発注者事務所の近接工事でも活用意義があるか?」
 働き方改革の3つの柱として長時間労働の解消が謳われており、土木建設業においても喫緊(きっきん)の課題である。そのような社会背景のなか、発注者と受注者間の段階確認や立会、受注企業内の社内検査において、道路事務所や受注者本支店から工事現場までの移動拘束時間が技術者の長時間労働の一因となっていることを鑑みたものである。具体的なITソリューションとして、ライブ現場からのスマートグラスを活用することにより、立会者の移動拘束時間を削減し、また現場技術者がハンズフリーで対応できるものである。 本講習は、スマートグラスの概要を示し、具体的な運用方法、実機操作による紹介、拘束時間の短縮効果、経済的メリット及びデメリットを含む留意点などを土木技術者にそれらを公開し、発注者事務所の近接工事でも活用効果があることを講話するものである。

■後編 フル電子納品■

(6)「考査項目を意識したASPワークフロー」~安心して受験するための準備と心構え~
 CALS/ECの一環を成すASP(アプリケーション・サービス・プロバイダにより提供されるシステムの略称)が北海道開発局の道路部門受注工事に導入され12年が経過したところである。ASPの提供ベンダーは複数存在しており、各提供サービスにおいて操作方法は独特のものが有る。そのような背景のなか、当講習では、川田テクノシステム株式会社の「ベースページ」を例とし、考査項目を意識したASPワークフローによる安心して竣工検査を受験するための準備と心構えとは何かを知る講習である。

(7)「フル電子納品のための統一運用」、「電子納品に必要なPDF最適化機能のノウハウ」、「完成検査で見せるためのPDF作りのノウハウ」
 納品された完成書類は5年の保存期間後、廃棄することが文書管理基準により定められている。 しかしながら、「工事目的物の供用期間全体にわたって合理的かつ効率的な維持管理を行うこと。」を実践しようとした場合、現在の問題点として書類を保存するスペース(書庫)が永久に増大してゆくことになる。そこで本講習は、5年経過後「完成書類」としてではなく道路の供用期間が終わるまで(廃道になるまで)「維持管理の目的」として半永久に保存し続けることを省スペース、効率的なデータの引出しを可能かつ「国土交通省 電子納品要領」に逸脱することなくフ ル電子納品を目標としたデータ保存体系を確認する。また、フル電子納品においてはPDFデータの容量が増大することや完成検査時にすべてを紙面ではなくPDFにて提示することから、PDFの作成手法(最適化やしおり等)について具体的な事例をもって解説するものである。

 目的は以上

主催: 室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所
共催: 札幌開発建設部 千歳道路事務所
企画運営:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 工事安全連絡協議会
     札幌開発建設部 千歳道路事務所 工事安全連絡協議会
日時: 令和3年5月25日(火) 13:00~16:45 所要時間 3時間45分
場所: オンラインセミナー
住所:-
座標:-
申請先: JCM(一般社団法人 全国土木施工管理技士会)
学習プログラム形態コード:101-1
発給UNIT: 4unit
学習履歴: 主催者が受講者全員の学習履歴代行申請を行います。
受講料: 無料
その他:
(1)本講習はオンラインセミナーです。臨場による受講はできません。
(2)8名までの定員であり、受講には事前予約が必要です。
(3)川田テクノシステムbasepage_WebMeeting-SYSによるオンラインセミナーです。
(4)予約者には、ログイン先を事前にお知らせします。当日は12:00からWebMeetingの電子会議室をオープンにしますので入室し通信状況を確認してください。
(5)1 人 1 台のPCで受講してください。
(6)質疑は音声及びチャットで行います。講習中は音声をミュートにし疑問があればチャットでお願いします。質疑応答の発言時は音声をONにしてください。
(7)全ての受講時間に対し、モニター越しに受講者を管理(受講確認)します。
(8)受講者は、川田テクノシステムbasepageのログインIDを一時的に
 「CPDS加入者番号(半角8桁)+フルネーム」  例:00123456中山光広
のように変更してください。受講中に何度か受講者のスクリーンショットの保存を主催者が行いUNIT申請時にJCMへ提出します。
(9)CPDS技術者証を左胸に着用してください。
次第

開始
時間
終了
時間
所要
時間
内容及び講師名
113:0013:100:10CPDS認定unit発給の注意事項及び開会挨拶
開催によせて:「令和2年度の千歳道路事務所における遠隔臨場とフル電子納品に係わる成果報告」
司会:千歳道路事務所工事安全連絡協議会 事務局 平川 雅彦(ひらかわ まさひこ 株式会社玉川組 建設部理事)
   ■ 前編 遠隔臨場■
213:1013:200:10「延びる日高道、ますます遠くなる苫小牧道路事務所!高まる遠隔臨場への期待」
講師:株式会社出口組 工事部長 佐藤 順也(さとう じゅんや)
313:2013:400:20「basepage_WebMeeting-SYSの使い方」
1 一般的マナー
2 プレゼンターの心得と手順
3 トラブルシューティング~
講師:川田テクノシステム株式会社ES事業部BMC札幌駐在 セールスマネージャー 成田 文武(なりた ふみたけ)
413:4013:450:05休憩及び換気
513:4513:550:10「basepageユーザならば、今日からできるAndroidスマートホンからの現場中継~」
1 Androidスマートホンの準備(ログイン方法)
2 Androidスマートホンからの現場中継のノウハウ
講師:株式会社磯田組 土木部工事課 主任 坂本 昌則 (さかもと まさのり)
613:5514:050:10「スマホアプリを活用した現場ライブ確認」~投資ゼロ!~
講師:株式会社成田工業 工事課長 妻沼 竜也(つまぬま たつや)
714:0514:15 0:10 「遠隔臨場の作法(案) 」
1 施工計画書の記述方法
2 現場の準備と作法
3 創意工夫の記述方法
講師:株式会社成田工業 工事課長 妻沼 竜也(つまぬま たつや)
814:1514:300:15「遠隔臨場のためのスマートグラスは、発注者事務所の近接工事でも活用意義があるか?」
1 活用したスマートグラス(ウェアラブルカメラ)の概要
2 監督員、監督支援業務との遠隔
3 社内検査での遠隔
4 効果の検証(経済的、時間的、環境的な視点から)
講師:株式会社砂子組 土木部 土木課 工事長 加來 孝志 (かく たかし)
914:3014:350:05前編の質疑応答
司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや 株式会社出口組 工事部長)
1014:3514:400:05休憩及び換気
   ■後編 フル電子納品■
1114:4015:401:00「考査項目を意識したASPワークフロー」~安心して受験するための準備と心構え~
§1 考査項目を確認しよう。≒検査時の質問を想定する。
§2 起案漏れは無いかチェック~起案タイトルはルールに従う~
§3 検査までの準備の全体フロー~ブックマークの作成時期~
§4 表示画面の設定とブックマークの作成
§4-1 手順
§4-2 注意
§5 検査会場の配置と留意点
§6 ASPを活用した想定問答デモ
§6-1 定番の質問
§6-2 想定外の質問への対応
§7 写真と動画の見せ方と工夫
§7-1 【必須】写真管理ソフトの見せ方~3分割表示でてきぱきと見せる。~
§7-2 写真で説明しにくいものは、動画を使う!
§8 工事概要説明のパワポの扱い(案)
§8-1 検査冒頭の工事概要の説明は簡潔に! form-037
§8-2 検査の最後に検査官に伝えよう!~工事の工夫と苦労~ form-038
§9 その他
講師:株式会社成田工業 工事課長 妻沼 竜也(つまぬま たつや)
サポート(デモ時の検査官役):株式会社出口組 工事課長 佐々木 宏幸 (ささき ひろゆき)
解説:室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 道路施工保全官 中山 光広(なかやま みつひろ)
1215:4015:450:05休憩と換気
1315:4516:000:15「フル電子納品のための統一運用」
1 フル電子納品の必要性
2 電子納品”othrs”フォルダーとASP(basepage)フォルダーの統一運用
3 フル電子納品の効果
講師:大同舗道株式会 工事部 工事課 工事長 菅原 健太(すがわら けんた)
1416:0016:250:25「電子納品に必要なPDF最適化機能のノウハウ」
1-1 電子納品に何故PDF最適化が必要なのか?
1-2 PDF最適化の手順
2-1 basepage FCリンクの手法
2-2 その他
講師:川田テクノシステム株式会社ES事業部BMC札幌駐在 セールスマネージャー 成田 文武(なりた ふみたけ)
1516:2516:400:15「完成検査で見せるためのPDF作りのノウハウ」
1-1 フル電子納品において、完成検査時にPDFの”しおり”機能が不可欠な理由
1-2 “しおり”の効率的な付け方
1-3 検査時の”しおり”の使い方
2-1 創意工夫・社会性に関する実施対象の着目点
2-2 悪い取りまとめ事例と非効率なとりままとめ事例
2-2 注目される取りまとめ事例
講師:株式会社協栄土建 工事部 土木課長 三好 裕司(みよし ゆうじ)
1616:4016:450:05後編の質疑応答及び閉会
司会:苫小牧道路事務所工事安全連絡協議会 日高道部会長 佐藤 順也(さとう じゅんや 株式会社出口組 工事部長)

注意1:必ず本プログラムの「その他」について熟読し講習に参加してください。
注意2:CPDS技術者証の期限切れが見受けられますのでご注意下さい。
注意3:Webミーティングシステムの会議室を途中入場及び途中退場された方には、代行申請を行いません。


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