「ICT出来形計測に係わるコスト縮減の提案」~盛土施工時~

CPDS講習プレゼン ID:20220315-706525-03

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「ICT出来形計測に係わるコスト縮減の提案」~盛土施工時~

講師:株式会社高橋建設 工事部 工事課長 本田 幸生 (ほんだ こうせい)


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凡例 
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表題と自己紹介 初めに今回の提案内容は、全現場に適応しているものではなく、
自身が担当した工事の中での提案内容となっています。
今後のICT施工における発展につながればと思い提案していきます。 よろしくお願いします。

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設計データ➞3次元設計データのこと
MC➞マシンコントロール機械
MG➞マシンガイダンス機械
UAV➞無人航空機この場合はドローンのこと
LS➞レーザースキャン器
出来形に影響する理由➞3次元設計データは横断図の土工面で作成するため、
土工面に厚みのあるものを後施工すると、出来形計測時に後施工の表面を測定し、
3次元設計データとの差が発生するため。 ◆

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施工性の低下➞冬期の法面での張芝施工は凍結により滑落のリスクが高くなる事や
、固定するための目串を設置するのに手間がかかるなど
品質の低下➞張芝は植物なので、冬期施工はできる限り避ける ◆

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実施要領➞別紙-4
 ICT活用工事(土工)実施要領 継続施工への活用
➞起工測量の必要性がなくなるなど 維持管理への活用
➞現在は研究や実験が行われていて、今後活用の道があるはずです。 ◆

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実施要領➞別紙-4 ICT活用工事(土工)実施要領のP2より抜粋。
3)にTS等光波方式と書てあります。
 ※軟弱地盤盛土の際もTS出来形となる場合が多いです。 ◆

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工事を受注したタイミングですぐに、スタートモデルを作成しました。
社内で技術者を育成しており、素早く取り掛かることができたと思います。
初期モデルは、細かい作り込みよりも、
全体を把握するために必要最低限なモデルを仕上げるといった、
スピード感が重要となります。 (実際のデータを見せる) ◆

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UAV3回計測➞起工測量
・1段目完成時・完成時の各1回で合計3回。
370万-170万=200万の差額 ◆

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数値化➞法面積に対して厚みをかけて土量を数値で表す。
張芝のみを検討し、吹付(5㎝)の検討をしないのは、吹付は切土施工時に行うのを標準としており
、土工完了後に施工を行う事が多いので検討していない。
実際計測➞本当は土工面と張芝面のでUAV計測を行い比較したいが、時間や金銭面で無理なので計算にて実施。 ◆

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協議内容
・規格値の平均値が±80㎜となっていて、規格値内に収めることが可能かと思うが、社内規格値などの制限を設ける場合は後施工後の高さを規格値とした方が良い。
 その際、測定用の3次元設計データを作成する必要がある。
他の問題点
・張芝等は計測時までに草刈りが必要になる場合がある。
 夏季以前に施工する場合など・・・
利点 ・計測待ちがなくなり、施工性が向上する。 ◆

▼PowerPoint PAGE-10

◆END

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